カーポートを家にくっつけるのは危険?方法やポイントについてご紹介いたします!

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カーポートを家にくっつけて設置することは、少し離して設置する場合に比べて様々なメリットがあります。
しかし、一般的なカーポートをそのまま家にくっつけることは、トラブルを招く可能性があるので注意が必要です。
そこで今回は、カーポートを家にくっつけるメリットやポイントをご紹介します。

□カーポートを家にくっつけるメリットとは?

カーポートを設置するにあたって気になるポイントが、屋根と家の外壁の間にできる隙間です。
特に雨の日は、「この隙間がなく、家にくっついていればさらに便利なのに」と感じる方も多くいらっしゃいます。

カーポートが家にくっついていると、当然その隙間部分は無くなります。
隙間がなければ、雨が降っている日に車を乗り降りする際、雨に濡れることもなくなるでしょう。
また、カーポート下に雨が吹き込むことも防いでくれるので、酸性雨から車を守り、汚れも付着しにくくなります。
自転車やバイクなども、屋根がある外壁側に寄せておけば、雨からしっかりと守れるでしょう。

リビングの出入りする部分と接していれば、屁としても機能してくれます。
雨の日に窓やドアを開けた際、室内へと雨が吹き込んでくるのを防いでくれます。

その他にも、リビングに接しているのであれば、テラスのように使えるので子どもの遊び場にしたり、勝手口であればちょっとしたゴミ置場にしたりと使い方は様々です。
また、洗濯物を干すスペースとしても役に立つでしょう。

このように、カーポートを家にくっつけて設置すると、様々なメリットがあるのでさらに快適に使えるようになります。
しかし、構造上の問題で危険が伴う場合もあるので注意が必要です。

□カーポートを家にくっつけるのは危険?

メリットはあるものの、「何も考えずにとりあえずくっつける」というのはあまりオススメできません。

カーポート自体の素材は、アルミの形材でできており、柱や梁、屋根のフレームなども全てアルミの形材です。
アルミ形材は、エクステリア商品に最も多く使用されている素材であり、その1番の特徴は「軽くて丈夫」である点です。
この「軽くて丈夫」というのは、一見メリットしかないようにも思えますが、家にくっつけることでデメリットになってしまいます。

その理由は、軽さゆえにかなりの強風や台風などで揺れてしまうからです。
台風がきているときに外を見ていただけると、看板や標識のポールなどが大きく揺れていることがわかります。
しっかりと基礎工事を行って柱を固めていた場合でも、強風が直接当たるとその衝撃を逃すために、揺れたりしなったりするのです。

そのため、カーポートを家にくっつける形で設置すると、外壁に屋根のフレームが当たってしまう可能性が高いです。
激しく当たってしまうと、綺麗に塗られた外壁やサイディングがなされた外壁は、ボロボロになってしまうかもしれません。
最悪の場合、壁だけでなくカーポート自体が壊れることもあるでしょう。

基本的には、カーポートは家の壁から離すのが鉄則になります。

□カーポートを家にくっつける際のポイントとは?

基本的にカーポート自体は、問題なく家にくっつけて建てられます。
もちろん、先ほどご紹介したようなデメリットがあることを踏まえた上で、それをカバーできるような工夫は重要です。

玄関ポーチのすぐそばに施工すれば、家にかなりくっついたカーポートを設置できるので、雨の日も濡れることなく車の乗り降りができるでしょう。
また、玄関ポーチとカーポートの色を合わせると一体感が出て、全体的におしゃれな玄関を演出できます。

家にくっつけた屋根はテラス屋根と呼びます。
窓の途中にテラス屋根がかかってしまうと、窓としての機能を果たせなくなってしまいます。
もし、窓が高すぎた場合には、ロング柱を使って窓の高さに合うようにします。
条件に応じて柱の長さを工夫することで、窓を塞がないようにすることが大切です。

また、テラス屋根は、リビングに光が入り込まず暗くなってしまうことがあります。
これは適切な商品で解決でき、屋根材は採光タイプを選べば暗くなるのを防げます。
採光と強さの両立に特化した商品もあるので、風が強く吹いていたり、雪がたくさん積もったりする地方にお住まいの方は、強度の強いものを選びましょう。

カーポートにも様々な形・素材があり、何を選ぶかによって家のイメージもかなり変わります。
値段だけを見て決めることも多いですが、当社ではお客様のイメージやご自宅のデザインにあったものを提案させていただきます。
また、ご自宅に合わせたデザインを保ちながら、高い機能性も実現するので、ぜひお任せください。

□まとめ

今回は、カーポートを家にくっつけるメリットやポイントについてご紹介しました。
一般的なカーポートをそのままくっつけるのは危険なので、注意して設置するようにしましょう。
当社では、質とバリエーションを重視したものをご提案するので、エクステリア・外構工事をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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