外構工事を検討の方必見!流れについて解説!

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家の外構には「家の品質を上げる」「防犯効果を高める」「理想のデザインで住む人の心を豊かにする」といった3つの要素があります。
外構工事はこれらの側面から、お客様のご要望に応じて外構デザインを決定していきます。
そのため、同じ外構デザインを選んでも、同じものがひとつとしていないという特徴があり、住む人によってさまざまな表情を見せてくれるのが、外構工事の魅力的なところです。
今回は外構工事についてやポイント・流れについて解説します。
外構工事をお考えの方は参考にしてください。

□外構工事とは

そもそも外構とは、どんな意味なのでしょうか。
住宅において外構は「庭」と近い意味を持ち、ガレージや玄関アプローチ、カーポートなどの構造物も含みます。
敷地内のお家の周りとイメージしましょう。
外構を「エクステリア」と呼ぶこともありますが、エクステリアはインテリアと対になる言葉で、やや外観の意味が強くなり、広義では外壁も含まれます。

また、家の外周りの工事を外構工事と言い、これには造園工事や電気工事、水道工事などが含まれます。
外構工事は家を建てた建築会社に施工してもらうものと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
施主は自分で外構工事業者を手配しても良く、資格が要らない工事は自らDIYで施工しても良いのです。
建物と同じく、外構は一度工事してしまうと、その後大きく修正を加えることが難しいものです。
何十年も暮らす家だけに後悔しないよう、なるべく失敗は避けたいものです。

外構工事が終わった後でよくある後悔として、「カーポートが狭い」「玄関から出ると視線を遮るものがなかった」などが挙げられます。
カーポートは、現状は問題がなくても将来的に車を買い替えたことで駐車スペースの狭さを感じる可能性があります。
将来、大きな車に買い替える可能性も想定し、サイズは余裕をもっておく必要があります。
電気や配管の位置によっては改修できない可能性もあるため、スペースは若干広めに確保するのがおすすめです。
プライバシーや安全性を高める上では、外構工事は欠かせないということを覚えておきましょう。

□外構工事のポイントとは

1つ目は早期検討です。
インテリアの設計や間取りに合わせて、エクステリアを考えておくことで、生活のしやすさが変わります。
例えば、生活動線を工夫した家づくりをすると生活が楽になります。
また、駐車スペースの横にスロープを設置して、家との行き来がしやすくなると大きい荷物の出し入れがスムーズです。
ベビーカーや車椅子でも同様で、車から直接、寝室やリビングに出入りできます。
室内のみではなく、外との動線を意識すると暮らしやすさが充実し、毎日の生活がさらに楽しくなります。

2つ目は見た目です。
暮らしやすさ以外にも大切なのが、住まいの外観の見た目です。
外構がきちんとしている家は、外から見たときの印象が段違いに良くなります。
門や玄関アプローチをしっかりしておくと、家やその周辺にプラスなイメージを与えられます。
見た目はもちろん、わが家に帰宅したときに感じる満足度も変わるでしょう。

3つ目は優先順位です。
見積もりを出したとしても想定外の施工が入り、予算オーバーすることはよくあります。
大幅に予算をオーバーするようであれば、どの施工が本当に必要なのかの優先順位をつけておくとスムーズに対応ができます。

4つ目は契約書です。
設計図や見積書を提示しないまま工事を始める業者もいます。
この場合、後々施工業者とトラブルになる原因になります。
取り決めたことは全て契約書に記載してもらい、見積書についてもどんな材料にどのくらいのコストをかけているのか詳しく記載されているものをしっかりと受け取りましょう。

□外構工事の流れとは

まずは外構業者に連絡を取ります。
続いて、希望を伝え、現場を確認してもらいます。
希望や予算を伝え、実際に工事をしたい現場を業者に見てもらい、わからないことや不安な点もあわせて確認しておきます。
担当者は基本的に直接現場へ訪問し、現場状況や周辺環境を確認し、図面だけではわからない現況確認・調査作業を行います。

次に見積もりや完成予定図をもらいます。
内容が希望に沿っているかをチェックしていき、変更したい点があれば伝えて、見積もりや完成予定図を再度作成してもらいましょう。
そして、工事の打ち合わせをして、打ち合わせ内容に問題がなければ契約し、スケジュールに沿って工事スタートとなります。
施工後、実際の施工内容と依頼内容を確認し、問題なければ引渡しとなります。

□まとめ

今回は外構工事の概要やポイント、流れについて解説しました。
外構工事の目的は家を完成させることにあります。
家というのは建物本体で成立するのではなく、外構工事とあわせてはじめて仕上がるものです。
外構工事を建物本体と同じくらい重要視することで、失敗や後悔のリスクが軽減されるでしょう。

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