引っ越しや模様替えをする時、悩むのがインテリア。
自分の個性の詰まった理想の部屋にしたいけれど、どう家具を選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は混同しがちな「インテリア」と「エクステリア」の違いとオシャレにするポイントを解説します。
ぜひ、参考にして、あなたらしいお部屋を作ってみてください。
□インテリアとエクステリアの違いとは
インテリアとエクステリアは、建築物や乗り物などの装備や装飾で、それぞれ内部のもの、外部のものを指す対義語です。
*インテリア
インテリアは英語で「内面」を意味します。
英語が語源となり、転じて日本では、室内空間を彩る「室内装飾品」を意味するようになりました。
インテリアは、その語源からも分かるように、定義が非常に広く曖昧です。
例えば、カーペットや壁紙、カーテンやキッチンの設備など室内を装飾するものはすべてインテリアにあたります。
また、カーテンやラグなども室内を飾るものであり室内で使われるものですから、インテリアに含まれます。
室内を飾ることを目的にしていなくても調度をかねているものはインテリアです。
例えば花瓶も室内に置くためインテリアとして扱われ、ベッドやタンスは厳密には室内を飾るだけの意図で置くわけではありません。
しかし、室内を飾る役割もあるため、インテリアといえます。
また、家電も室内に置いて室内環境や装飾、室内のデザインに関係しますから、インテリアに含まれます。
*エクステリア
エクステリアは、庭や外壁などの建物の外観全体を表す言葉として使用されます。
エクステリアには門やカーポート、フェンスなどの設備も含まれています。
似た言葉に、エクステリアという言葉が入ってくる以前から使われていた「外構」がありますが、両者の違いは、必ずしも厳密なものではありません。
エクステリアが「空間」や「環境」といった視点から捉えられているのに対し、「外構」は「構造物」の意味合いが強いといえます。
エクステリアは、「家の顔」ともいえるものです。
そのため、エクステリアを上手に演出することができれば、住まいに対する満足度アップにもつながります。
□インテリアを用いておしゃれな部屋を作るポイントとは
1. 色数
好みのテイストにもよりますが、色数は3色以内にまとめるとバランスが取りやすくおしゃれな雰囲気を作り出せます。
厳密に3色の決まりはなく、ベースは白、グレー調、ブラウン調とおおまかな色を決め、そこにアクセントとなるカラーを入れてメリハリをつけていくのがポイント。
色数が多いとにぎやかな印象になり、ごちゃついた印象を与えかねません。
2. 統一感
たくさんのテイストから好みの一つを決めて、家具や雑貨などを統一していくのもおしゃれ部屋づくりの基本。
テーブルはヴィンテージ、ソファはモダンなど、家具単品でバラバラに選ぶとまとまり感が無く、おしゃれに見えないことが多いです。
あえてバラバラにするケースもありますが、少し難易度が高いのでまずは統一感を重視しましょう。
家具やカーテンを選ぶときは製品としての好みはもちろん、目指すテイストにマッチするかどうかも判断材料にしてください。
3. サイズ感
家具選びでは、家具のサイズが見え方に与える影響も考慮しましょう。
奥行き・幅が同じ家具でも、高さが変わるだけでお部屋の印象は変わります。
全体に背の高い家具が並ぶと、壁が迫ってくるような印象で狭く圧迫感のある印象になってしまいます。
一方、背の低い家具でそろえるとお部屋は広く見えますが、収納量が足りず困ってしまうこともあります。
使い勝手・収納力・圧迫感のバランスに配慮して家具のサイズを検討してみて下さい。
4. 余白のある空間
どんなに素敵な家具や小物でコーディネートされた部屋も、配線だらけだったり、日用品が乱雑に置かれてはおしゃれな雰囲気には届きません。
生活感を極力隠すことを意識することで、センスの良い空間を叶えられます。
□インテリアにこだわるメリットとは
1. 愛着が湧く
インテリアにこだわると自分の住みたい空間を作り上げることができます。
加えて、自宅が自分好みのスタイルになって愛着が湧きだします。
愛着が湧けば部屋を掃除をする習慣も身に付きやすく、部屋を綺麗にキープできそうですよね。
2. 居心地が良くなる
愛着を持つことで、生活により彩りができて毎日がもっと楽しくなります。
自分にとって過ごしやすい居心地の良い空間となり、自宅が特別な場所に変わるので、朝起きた時も家に帰る時もハッピーな気分になれるでしょう。
仕事や勉強で疲れて帰ってきた時には、居心地の良い空間でさらにリラックスできそうです。
好きな色や物で囲まれていれば気分も上がること間違いなしです。
3. 人から褒められる
友人を招く機会が多い人は、インテリアについて褒められたいという気持ちを持つ場合があります。
「センスがとても良いね」と言われた時に、さらに自分のセンスを磨いていこうと思えるようになるかもしれません。
□まとめ
インテリアとエクステリアについて役立つ情報を紹介しました。
家づくりにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
インテリアスタイルには、北欧、ナチュラル、アジアン、モダンなど、様々なスタイルがあります。
長く住むからこそ、かけるべき部分にしっかりとかけてこだわりの家づくりを目指しましょう。