ウッドデッキをDIYで作りたいけど、どこから手をつければいいか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
「ウッドデッキを作りたいけど、難しそう…」という不安や、「プロの施工事例を参考に、安全でしっかりとしたウッドデッキを自分で作ってみたい」という思いを抱えている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、基礎作りから床板張りまで、DIYでウッドデッキを作るための手順を解説しています。
木材選びから施工のコツ、注意点まで解説しているので、初心者の方でも安心して挑戦できます。
□ウッドデッキの作り方|DIYで作るならコレ!基礎から床板張りまでの手順とコツ
ウッドデッキのDIYに挑戦する上で、最も重要なのは、安全で丈夫なウッドデッキを作るための基礎作りです。
プロの現場では、ウッドデッキの基礎は、地面に直接土台を置くのではなく、束柱と基礎石を使ってしっかりと支えるように作られています。
これは、地面の湿気やシロアリからウッドデッキを守るためです。
1: 基礎作り
・束柱と基礎石の設置
束柱は、ウッドデッキの土台を支えるための柱です。
基礎石は、束柱を地面に固定するための石です。
束柱と基礎石は、ウッドデッキの大きさや構造に合わせて、適切な間隔で設置する必要があります。
・水平出し
束柱と基礎石を水平に設置することが、ウッドデッキの強度を保つ上で非常に重要です。
水平出しには、レベルと呼ばれる測定器を使用するのが一般的です。
・防草対策
ウッドデッキの下は、雑草が生えやすい場所です。
防草シートなどを敷いて、雑草対策を行うことをおすすめします。
2: 土台作り
・土台材の選び方
土台材には、耐久性のある木材を選ぶことが重要です。
ハードウッドと呼ばれる、堅くて丈夫な木材がおすすめです。
・土台材の加工
土台材は、ウッドデッキのサイズに合わせてカットする必要があります。
カットする際は、正確に寸法を測り、電動のこぎりなどの工具を使用しましょう。
・土台材の固定
土台材は、束柱にビスで固定します。
ビスは、木材の強度を保つために、適切な長さのものを選びましょう。
3: 床板張り
・床板材の選び方
床板材にも、耐久性のある木材を選ぶことが重要です。
ハードウッドや人工木などがおすすめです。
・床板材の加工
床板材は、ウッドデッキのサイズに合わせてカットする必要があります。
カットする際は、正確に寸法を測り、電動のこぎりなどの工具を使用しましょう。
・床板材の固定
床板材は、土台にビスで固定します。
ビスは、木材の強度を保つために、適切な長さのものを選びましょう。
・床板の隙間
床板を張る際は、隙間をあけて張る必要があります。
隙間は、木材の膨張や収縮に対応するためです。
隙間は、10mm前後がおすすめです。
4: 仕上げ
・塗装
ウッドデッキを長持ちさせるためには、塗装が重要です。
塗装は、木材の保護と美観を保つために行います。
ウッドデッキ用の塗料を使用しましょう。
・防水対策
ウッドデッキは、雨風にさらされる場所です。
防水対策を施すことで、ウッドデッキの寿命を延ばすことができます。
防水シートやコーキング材などを使いましょう。
□まとめ
プロのウッドデッキ施工の現場では、安全で丈夫なウッドデッキを作るために、基礎作りから仕上げまで、様々な工夫が凝らされています。
この記事で紹介した内容を参考に、DIYでウッドデッキに挑戦してみてはいかがでしょうか。
DIYでウッドデッキを作ることは、決して簡単な作業ではありません。
しかし、丁寧に作業を進めることで、安全で丈夫なウッドデッキを作ることができます。
自分だけのオリジナルウッドデッキを作り、楽しいウッドデッキライフを送りましょう。