「和風庭園みたいな庭にしたい!!」
皆さんの中にはこのような思いを抱えている方もいらっしゃいますよね。
有名な和風庭園と同じような空間がお庭でできれば、日々心を落ち着かせられることでしょう。
そこで今回は、和風のお庭つくる際のポイントをご紹介します。
□和風の庭をつくる植物
和風のお庭では、細い幹のシンボルツリーと細長い葉を持つ下草や低木の組み合わせがオススメです。
シンボルツリーとしてオススメの植物の種類をいくつかご紹介します。
一年中緑を楽しめる常緑樹ならソヨゴやシラカシ、シマトネリコ、季節の変化を楽しめる落葉樹ならイロハモミジやヒメシャラ、花や実を楽しみたいならヤマボウシなどが挙げられます。
常緑樹は一年中変わらないお庭にすることができるだけでなく、季節の変化によって落ち葉が大量になることもほとんどありません。
そのため、お手入れがしやすいのも魅力の1つです。
落葉樹は先程も挙げたように、春には新緑、秋には紅葉といった日本ならではの四季を味わうことができるでしょう。
どちらか一方を植えるのも良いですが、両方を庭のデザインに組み合わせて、それぞれの違いを味わうのもオススメです。
以上のようなシンボルツリーを引き立てる下草や低木におけるオススメの種類として、細葉のヒイラギナンテンやヤブラン、リュウノヒゲ、セキショウなどを挙げます。
どれも細長い葉を持っており、シンボルツリーの幹の細さとよく合うのです。
あえて葉の形が異なる植物を植えても、変化に富んだ庭にできるでしょう。
四季と植物の組み合わせを考えて、趣のあるお庭にしてみませんか。
□和風の庭をつくるアイテム
和風のお庭にはアイテムも欠かせない存在の1つです。
今回は数あるアイテムの中でも石をご紹介していきます。
まずはみかげ石です。
みかげ石はグレーや錆色といった色合いをしており、植物を引き立ててくれます。
敷石や飛び石として使うのがオススメです。
次に大谷石です。
大谷石は、青みを帯びた色や白、茶褐色など、色合いに幅があります。
下草として使われる植物との相性に優れており、落ち着いた雰囲気を醸してくれるでしょう。
最後は砂利です。
砂利には様々な種類があるため、1つの種類だけの砂利を使うのもいいですが、複数の種類を組み合わせるのも良いかもしれませんね。
砂利と聞くと、小さいものを想像しますが、一回り大きい砂利を使用すると、違った印象を受けられます。
色味や形だけでなく、大きさにも注目してみてください。
◻︎まとめ
今回は和風のお庭をつくるポイントとして植物と石をご紹介しました。
和風のお庭の良さはシンプルなことです。
組み合わせるのも良いですが、雑多な印象にならないように意識してお庭をつくってみましょう。