「車を購入するので、新しく駐車場を作りたい」「子供が産まれるので、庭に芝を敷きたい」などエクステリアの工事をする理由は様々です。
目的による素材の向き不向きは、もちろんありますが、外でも安心して利用できる素材が好まれる点は共通しています。
そこで今回はエクステリアの代表的な素材を説明します。
□エクステリアで使用される代表的な素材ってなんなの?
エクステリアで使用される代表的な素材は以下の5つです。
・コンクリート
・芝生
・タイル
・レンガ
・ブロック
まずコンクリートのメリットはなんといっても耐久性が優れている点です。
また、もう1つのメリットは、コンクリートで固めることで、そこから雑草を生えなくして、手入れをする時間を省ける点です。
固まるまでは液状になり、強度が劣るのに加えて、固まるまでに長時間かかる点は、デメリットだと言えるでしょう。
また固まるまでに雨が降ると、水分が増えて強度が落ち、さらに表面が、でこぼこになってしまいます。
芝生は夏に特に力を発揮します。
庭を芝生にすることで、庭が美しくなるだけでなく、涼しくなります。
また子供が外で遊ぶ際には、柔らかい素材であるため、コケても安心という利点があります。
デメリットは、雑草を刈る、害虫駆除をする、などの定期的なお手入れが必要なことでしょう。
この問題は人工芝を用いることで、ある程度解決します。
なぜなら人工芝は状況にもよりますが、約10年ほどお手入れが不必要なためです。
タイルのメリットは状況に合わせて、好みの色を表現できることです。
また、タイルは汚れや水分を吸収しない性質があるため、少しの手入れだけで、きれいな状態を保てます。
しかし、タイルは他の素材と比較すると、初期費用が少し高くなります。
レンガは年月とともに変化するため、古くなったレンガは独自の味をだすためおしゃれに見えます。
しかし一度設置すると、動かすのが大変というデメリットがあります。
ブロックは隙間なく設置できるため、外からの視線を完全に妨げるというメリットがあります。
デメリットは、風通しが悪くなってしまうため、カビが発生する可能性が高まることだと言えるでしょう。
□素材選びによる失敗例は?
素材選びによる失敗例を1つ紹介します。
新築を購入す際に憧れて芝生を敷いたものの、お手入れの大変さから1年で撤去してもらうといったケースが多いことです。
解決策としては、殆ど手入れが必要でない人工芝の導入をすることでしょう。
根本的な解決策として、芝生を敷くかどうかを安易に決めるのではなく、十分に検討することが必要となります。
□まとめ
今回はエクステリアで使用される、素材のメリット・デメリットを踏まえながら、おすすめの素材を5種類紹介しました。
エクステリアの工事を検討中の方は、本記事の内容と、自身の状況と照らし合わせて、ぜひ考えてみてください。